アジアン雑貨

布製品の色彩豊かな秘密

アジアン雑貨店でひと際目をひく布製品は、その色鮮やかな配色が特徴です。
日本の伝統衣装である着物も色鮮やかですが、それ以上に多種多様な色を使っています。
アジアの染織技法の一例として、ここではタイ・ミャンマー・ラオス・インドネシアのものについてご紹介します。
アジアの布製品のカラフルで、どこか素朴な暖かみのある色彩配色には、「草木染(くさきぞめ)」という染色方法が大いに活用されています。
草木染とは、花や葉・植物の根・実・樹皮から抽出された煎汁による染色方法です。
これらの煎汁は「天然染料」と呼ばれ、目に見て優しい暖かみがある、柔らかな印象を与えます。
天然染料は、数種類の色を用いてもある色のみが目立って浮き出ることはなく、調和しあっているので、染料それぞれのもつ色の魅力を引き出しています。
最近では、草木染といってもコチニールやラックといった動物染料も使われることもあります。
アジアン雑貨で重要な位置にある布製品は、大量生産されていることもあり、残念ながら化学染料での染色が一般的になっています。
草木染は、手間がかかる上に発色が不安定のため、安定して生産することが難しく、色落ちや色褪せもするというデメリットがあるからです。
そのため、天然染料を使った布製品と巡り会えるのは、大量生産の今では難しいと思われますが、唯一救いであるのは、現地の人が、現地の色彩感覚で再現しているので、アジアの色彩感覚はそのまま布製品に受け継がれているということです。
先祖伝来の染色方法をマスターしている現地の職人は、偶然その色が出たというのではなく、意図的にその色を出すスキルがあります。
しかし、若手の職人は化学染料の使い方を十分理解し、多用しているのが現状です。
現地の本物の「絶妙な色合い」に出会うには、もしかしたら今は難しいことなのかもしれません。

 布製品の色彩豊かな秘密 

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